ITパスポート試験の人材像

求められているのは、IT技術をサクサク使えて、かつ問題解決できる人。

それでは情報処理推進機構(IPA)が、ITパスポート資格者に求める“レベル1”の知識とはどのようなものでしょうか。IPAは「ITパスポート試験の手引」で、試験の対象者像を説明しています。このページでは、この手引を引用しながら、職業人すべてに求められているIT知識」とは、具体的にはどのようなものかを見てみたいと思います。

業務と役割

「ITパスポート試験の手引」では、ITパスポート資格者に次の業務と役割を求めています。

  • 利用する情報機器及びシステムを把握し、活用する。
  • 担当業務を理解し、その業務における問題の把握及び必要な解決を図る。
  • 安全に情報の収集や活用を図る。
  • 上位者の指導の下、業務の分析やシステム化の支援を行う。

期待される技術水準は以下の通りです。

期待する技術水準

  • 利用する情報機器及びシステムを把握するために、コンピュータシステムやネットワークに関する知識をもち、オフィスツールを活用できる。
  • 担当業務を理解するために、企業活動や関連業務の知識をもつ。また、担当業務の問題把握及び必要な解決を図るために、システム的な考え方や論理的な思考力をもち、かつ、問題分析及び問題解決手法に関する知識をもつ。
  • 安全に情報を活用するために、関連法規や情報セキュリティに関する各種規定に従って活動できる。
  • 業務の分析やシステム化の支援を行うために、情報システムの開発及び運用に関する知識をもつ。

ITパスポート資格者に求められる役割、そして技術水準を、管理人なりに噛み砕いてみたいと思います。

ITパスポート試験が育成を想定している人材像は、パソコンやインターネット、また会社内の情報システム(販売管理・給与管理システムなど)を活用し、自社の業務の課題を見つけ解決できる人。または上位者の指導の元に解決できる人です。
それは例えば、パソコンとOS・アプリケーションの関係がわかる。ネットワークのフレームやそこに用いられているセキュリティ要素の基礎がわかるなどです。

パソコン・IT関連の初級者向け資格は、IPA以外にも多くの団体が実施しています。しかし他団体とITパスポート試験で大きく異なる点は、Tパスポート試験は初級者を対象としながらも、受験者に「課題解決者」的な要素を求めているということです。
パソコンやソフトを使えるようになる、というレベルを超えたスキルが身につくのがとITパスポート試験です。

求められる技術水準としては、パソコンの基本的なハードウェア(CPU、メモリ、HDD)の基礎知識や、ネットワークの仕組みや機器の基礎的知識を持つと共に、ワープロ、表計算ソフトなどを活用できる能力が挙げられます。
また自社の業務を理解しており、業務をシステム化するときには、システム開発会社との橋渡しをできる程度の能力が想定されています。

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