学習ポイント1(ストラテジ系)

ストラテジ系の学習ポイント

ITパスポート試験の学習法の概略が理解できました。ここからは具体的な学習内容として、「ストラテジ系」、「マネジメント系」、「テクノロジ系」3分野を一歩踏み込んで解説していきます。
初めにお断りしておきますが、ITパスポート試験は非常に広範に渡り、管理人としても試験範囲の全体について解説することはできません。要点のみの解説になりますが、各分野の対策のイメージづくりには十分役立つと思いますので、参考にしてみてください。

まずは「ストラテジ系」分野から。この分野は、「企業と法務」「経営戦略」「システム戦略」の3分野に大分類されています。

企業と法務

企業活動や経営管理に関する基本的な考え方を問います。「経営管理」とは、企業が目指す目標達成に向け、経営資源を最大限に活用できるように管理することを指しています。そしてお聞きになったことがあると思いますが、今日でいう経営資源とは「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4大要素のことです。

企業はその規模に関わらず、この経営4大要素を、PDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルで実施します。このサイクルの結果を、棒グラフと折れ線グラフを組合わせた複合グラフで表すことで、品質管理等の分析に適用されているのがパレート図です。

したがって企業と法務の分野では、このPDCAの考え方やパレート図などの手法により、企業の業務フローを読む力、一歩進んで財務諸表や損益分岐点など会計と財務の基本的な考え方が問われます。

また法務の視点から、知的財産権(著作権、産業財産権など)やライセンスの形態、個人情報保護法、コンプライアンスなど、職場の身近な法律問題や、企業の規範に関する考え方も問われます。

経営戦略

ビジネス環境や社会情勢などの変化に適応し、長期的な視野で構想される経営戦略。この経営戦略を立てる上では、企業力や立場を分析する手法が必要になります。

それにはいくつかの方法が知られていますが、ITパスポート試験では、SWOT分析、プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)、顧客満足度、CRM、SCMなどの代表的な経営情報分析手法や経営管理システムについての基本的な考え方を学びます。
またそれらの分析ツールとなる、表計算ソフトやデータベースソフトなどオフィスツールの利用に関する理解も求められます。

さらには情報経営戦略を実践する上で欠かせない、電子商取引、POSシステム、ICカード、RFID応用システムなど、代表的なシステムの理解も深めます。

システム戦略

企業の経営戦略をシステムへと落とし込むプロセスを把握することが、この分野のテーマです。システム戦略では、情報戦略における業務モデルにおける代表的なモデリングの考え方を学びます。
具体的には、コミュニケーションにおけるグループウェアやオフィスツールなどの効果的な利用法やコンピュータやネットワークを利用した業務の効率化の目的や考え方について学ぶことができます。

初学者もわかりやすく学べる講義DVD情報→http://www.foresight.jp/it/

<< 前のページ次のページ >>